過ぎ去った時に別れを告げて、また新しい風がこの街に吹く。 いつもなら通り過ぎるベンチでハナウタを口づさんでる。 綺麗な指先、奏でる君の優しい唄に耳を澄ませて、 よどんだ街に命を吹き込むような、そんな気持ちになってくる。 この先本当にどうなるか分からないけど、 今この時間を大切にしてたいんだ。 ララララ…この風に乗せて、 ララララ…君への想いを。 ララララ…ハナウタに乗せて、 ララララ…届けるから。 昔君が唄っていたね、記憶の中に今も残っているよ。 いつもならちっともでてこないのに 気付いたらハナウタで歌ってる。 遠く遠く離れた恋かもしれないけど、 一瞬でも君を忘れたことはないよ。 ララララ…この風に乗せて、 ララララ…君への想いを。 ララララ…優しい唄を、 ララララ…教えておくれよ。 ハナウタまじりでしか、その歌歌えないけど、 届けたい何処にいても、淋しくないって思わせるから。